トレードオフ
上質をとるか、手軽をとるか
トレードオフ
著者:ケビン・メイニー
出版社:プレジデント社
出版日:2010/7/6
Amazon商品の説明より
『ビジョナリー・カンパニー』ジム・コリンズ絶賛!
ダニエル・ピンク、トム・ケリー、ケン・ブランチャードらから続々賞賛の声!
■ダニエル・ピンク『ハイ・コンセプト』著者
「クロックスのシューズ、キンドル、そしてオジー・オズボーンから新聞業界・・・・・・。メイニーの紹介する成功物語も参考になるが、さらに役に立つのは大失敗事例から得られる教訓だ。それを読むだけでもこの本を買う価値はある」
■トム・ケリー 『発想する会社!』著者
「ビジネスにおけるジレンマを克服し、長期的成功に会社を導くための、古今のケーススタディが詰まったガイドブック。勝つ戦略をいかに選ぶかについての直球トークだ」
■ケン・ブランチャード『1分間マネジャー』著者
「本書は上質と手軽の間の綱引きが商品、ブランド、企業の命運を握っているということを示している。各企業の戦略をこれまでにない視点で斬った、新鮮で、わくわくするような一冊」
大成功して大失敗した商品、大成功しそうでしなかった商品、明暗を分けるのは<愛されるか><必要とされるか>どちらかを選ぶ勇気だ!
●iPhoneが「普通のケータイ」になってしまう?
●ベゾスも気づいていないキンドルの死角とは?
●COACH「手の届くラグジュアリー」で誤算
●お掃除ロボ、ルンバ大ヒットの理由
●スターバックスの市場は飽和したか?
●新聞業界は消滅を避けられない?
戦略とは捨てることなり。iphone、スターバックス、COACH、キンドル、フェデックス、新聞、格安航空会社、ATM…大成功してのち大失敗した商品、大成功しそうでしなかった商品、すべて「トレードオフ」で説明できる。
目次
| 序文 |
| はじめに |
第Ⅰ部 | 上質と手軽の天秤 |
| プロローグ |
第1章 | 上質か手軽か |
| アマゾン、NFL、IBMは同じ原理で成功を手に入れた |
| オジー・オズボーン「無料コンサート」の誤算 |
第2章 | 取捨選択 |
| ヘゾスも気づいていないキンドルの死角 |
| 上質=経験+オーラ+個性 |
| 手軽=入手のしやすさ+安さ |
| テクノロジーとイノベーション |
| 愛されるか、必要とされるか |
第3章 | 不毛地帯と幻影 |
| トレードオフ―明暗をわける選択 |
| ブルーレイは「不毛地帯」を免れるか |
| 「幻影」を追い求めて失墜したCOACH |
第4章 | カメラ付き携帯の衝撃 |
| 見出された「つながる」という価値 |
第Ⅱ部 | 勝者と敗者 |
第5章 | 上質の頂点 |
| 「とにかく欲しい」と思わせる商品 |
| 「究極の携帯電話」RAZRの成れの果て |
| オーラ依存ビジネスのはかなさ |
第6章 | 手軽の頂点 |
| ディズニーランドよりも広く、しかも家から近い |
| 銀行幹部が理解できなかったATMの価値 |
| ウォルマートのマンハッタン進出計画はなぜ頓挫したか |
| テレビから顧客を取り戻すために |
第7章 | 奈落 |
| 実はデジタルカメラを発明していたコダック |
| 「完全な負け犬」をどうやって見分けるか |
| 日米の電機・通信業界のトラウマ「ゼネラル・マジック」 |
| 新聞は崩壊の淵から脱出できるか |
| スティーブ・ジョブスのほんとうの凄さ |
第8章 | 最悪の選択 |
| スターバックス、二〇年目の迷走 |
| iPhoneの「かけがえのなさ」が失われる? |
| 無敵の中国製造業を待ち受けるワナ |
| 誰にでも買えるティファニーなんて |
第Ⅲ部 | 二者択一の決断 |
第9章 | イノベーション |
| 生き残りをかけたIBMの奇策 |
| お掃除ロボット「ルンバ」はなぜ大ヒットしたか |
| 低価格には質で挑むか、さらなる低価格で挑むか |
第10章 | 破局 |
| ゲイツも飛びついたテクノロジー史に残る大失敗事業 |
| 「上質と手軽」の選択を見誤らないための五カ条 |
| ジョブスとヘゾスが絶賛したセグウェイの不発 |
| アップルが思い出したくない悪夢 |
第11章 | 光明 |
| 一流大学に対抗できる教育事業のかたち |
| 市場の空白を見極めるレンズ |
| どうすれば医療を手軽なものにできるか |
第12章 | 戦略 |
| アイスホッケー普及大作戦 |
| 新聞業界・出版業界が生き残るとめの選択肢 |
第13章 | あなた自身の強み |
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| 謝辞 |
| 感謝 |
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