コトラーのマーケティング3.0
ソーシャル・メディア時代の新法則
コトラーのマーケティング3.0
著者:フィリップ・コトラー
ヘルマワン・カルタジャヤ
イワン・セティアワン
出版社:朝日新聞出版
出版日:2010/9/7
Amazon商品の説明より
コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
「消費者志向」はもう古い! マーケティングは「2.0」から「3.0」にバージョンアップした。モノを売り込むだけの「製品中心」が「1.0」。顧客満足をめざす「消費者志向」が「2.0」。では、「3.0」とは何なのか。ツイッター、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、ウィキペディアなどソーシャル・メディア上の評判が決定的な影響力を持つ時代に、マーケティングは何をめざすべきか。新興国市場やグリーン市場にはどう取り組むべきか。「マーケティングの神様」コトラーによる新時代のマーケティング原論!
目次
| はじめに |
第1部 | トレンド TRENDS |
第1章 | マーケティング3.0へようこそ |
| なぜマーケティング3.0に向かうのか |
| 参加の時代と協働マーケティング |
| グローバル化のパラドックスの時代と文化マーケティング |
| 創造的社会の時代とスピリチュアル・マーケティング |
| マーケティング3.0 ―協働、文化、精神 |
第2章 | マーケティング3.0の将来モデル |
| 過去六〇年のマーケティングの歩み |
| マーケティングの未来―縦ではなく横の関係 |
| 精神への移行―3iモデル |
| 価値主導のマーケティングへの移行 |
| マーケティング3.0―マーケティングの意味と意味のマーケティング |
第2部 | 戦略 STRATEGY |
第3章 | 消費者に対するミッションのマーケティング |
| ブランドは今や消費者のものに |
| 優れたミッションを策定する |
| まとめ―変化の約束、感動的なストーリー、消費者の関与 |
第4章 | 社員に対する価値のマーケティング |
| 批判されている価値 |
| 価値の規定 |
| 価値がもたらす利点 |
| 言葉どおりの行動 |
| まとめ―共有価値と共通の行動 |
第5章 | チャネル・パートナーに対する価値のマーケティング |
| 成長の移動と協働の必然性 |
| マーケティング3.0におけるチャネル・パートナー |
| まとめ―価値主導のチャネル・パートナーシップ |
第6章 | 株主に対するビジョンのマーケティング |
| 経済を害する短期主義 |
| 長期的な株主価値=持続可能性を包含したビジョン |
| 持続可能性と株主価値 |
| ビジョナリーのマーケティング |
| まとめ―マーケティング3.0のためのビジネス・ケース |
第3部 | 応用 APPLICATION |
第7章 | 社会文化的変化の創出 |
| ポスト成長市場に対するマーケティング |
| 慈善活動から変化へ |
| 変化を生み出す三段階 |
| まとめ―変化を企業のキャラクターに組み入れる |
第8章 | 新興市場における起業家の創造 |
| ピラミッドからダイヤモンドへ、援助から起業家精神へ |
| 三つの力と四つの要件 |
| ソーシャル・ビジネス・エンタープライズの意味 |
| 貧困緩和のためのマーケティング |
| まとめ―起業家精神の奨励による貧困の緩和 |
第9章 | 環境の持続可能性に対する取り組み |
| ポスト成長市場へのマーケティング |
| 環境維持の三つの事例 |
| イノベーター、投資家、普及者の協働 |
| コミュニティをターゲットにしたグリーン・マーケティング |
| まとめ―持続可能性のためのグリーン・イノベーション |
第10章 | まとめ |
| マーケティング3.0の一〇原則 |
| 原則 1 顧客を愛し、競争相手を敬う |
| 原則 2 変化を敏感にとらえ、積極的な変化を |
| 原則 3 評判を守り、何者であるかを明確に |
| 原則 4 製品から最も便益を得られる顧客を狙う |
| 原則 5 手ごろなパッケージの製品を公正価格で提供する |
| 原則 6 自社製品をいつでも入手できるように |
| 原則 7 顧客を獲得し、つなぎとめ、成長させる |
| 原則 8 事業はすべて「サービス業」である |
| 原則 9 QCDのビジネス・プロセス改善を |
| 原則 10 情報を集め、知恵を使って最終決定を |
| マーケティング3.0―今こそ変化を起こすとき |
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| 本書が生まれた経緯 |
| 推薦の言葉―インドネシア共和国 スシロ・バンバン・ユドヨノ |
| 解説―早稲田大学商学学術院長兼商学部長 恩藏直人 |
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