ハーバードでは教えない実践経営学
(BEST OF BUSINESS)
ハーバードでは教えない
実践経営学
著者:マーク マコーマック
出版社:日本経済新聞出版社
出版日:2007/6/23
内容
ビジネスとは人間相手のゲームである――独自アイデアで起業し巨万の富を築いた男が、営業から、交渉、人材育成、昇進、起業に至るまで、ビジネススクールでは絶対教えない必勝術を伝授。全米100万部突破の名著。
心を読み、つかみ、意のままに動かす。営業から交渉、仕事の片づけ方、上司の転がし方、出世の仕方、成功経営術まで、ビジネスで勝ち抜くための絵家院の心理を伝授。
<著書略歴>
マーク・マコーマック
1930年シカゴ生まれ。54年イェール大学ロースクール卒業後、兵役を経て法律事務所に勤務。60年にアーノルド・パーマーと代理人契約を結ぶ。これを機に、スポーツ選手のマネジメントとマーケティングを行う会社を設立し、今日のIMG(インターナショナル・マネージメント・グループ)の礎を築く。スポーツ選手のマネジメント・代理人業のほかにも、スポーツ大会などのテレビ放映権販売、企業コンサルティング、著作権エージェント、ファッションモデル・エージェントなどを業務とする独自のビジネス・モデルを確立し、IMGを世界的な大企業へと成長させる。2003年死去、享年72歳
目次
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| はじめに―ハーバード・ビジネススクールでは教えられないこと |
第1部 | 人間 |
第1章 | 人の心を読む |
| 先入観を持たない |
| 洞察力を生かす |
| 積極的に話を聞く |
| 積極的に観察する |
| エゴゆえに |
| 役に立つ印象 |
| ”場”を利用する |
| ゴールデンタイムの前後を観察する |
| ゴルフコースの洞察 |
| 人を観察し、人の心を読む7つのステップ |
第2章 | 印象づける |
| 先入観を持たない逆手にとる |
| 手紙は使者 |
| 上司のできは部下でわかる |
| 戦闘服を着る |
| 時間を正確に守る |
| 時間泥棒になるな |
| 自分のホームグラウンド |
| 武士に二言はない |
| 目立つジェスチャーをする |
| ビジネスで最も重要な個人的財産 |
| 自分自身でいる |
| 感情のコントロール |
| 完全である必要はない |
第3章 | 優位に立つ |
| 詳細を知る |
| 相手を知る |
| 状況を判断する |
| すばやく判断する |
| 運のつかみ方 |
| 危機を好機に変える |
| 待つことを学ぶ |
| 自分に厳しく |
第4章 | 出世する |
| ルールを知る |
| 長期的に印象づける |
| 自己愛症候群 |
| 新たなコツを身につける |
| なかなか言えない三つの言葉 |
| 信頼 |
| 忠誠心 |
| 上司があなたを評価する基準 |
| 会社に個人的なことを持ちこまない |
| システムを変えずに、システムとうまく折り合う |
| 他人の仕事を楽にすることで自分の仕事を楽にする |
| 駒を選ぶ |
| 出番を選ぶ |
| 職域を超えて何をやるか |
| あなたは会社で何をしている?他人はそれをどう見ている? |
| 上司とは一対一で争わない |
| 勝ち目のない立場 |
| 国際部門に入る |
| 燃え尽きることと退屈すること |
| メールルームの仕事から学べること |
第2部 | 営業と交渉 |
第5章 | 営業とその問題 |
第6章 | 商機 |
| 五年待つ |
| 取引の秘密の寿命 |
| すぐ満足したがる癖 |
| 粘り強さ |
| 絶好のタイミングを利用する |
第7章 | 沈黙 |
| 相手にしゃべらせる |
| 頼みもしないで情報を得る |
| 口をつぐむ |
| 意味深長な沈黙 |
| いったん商談が成立したら、黙る |
| 取引は後日、文章で確認する |
第8章 | あなたの商品を知り、信じ、情熱を持って売る |
| 私が私から買わない二つの理由 |
| ムダ骨は折るな |
| 80:20の法則 |
| 会社を知る |
| ポジショニング |
| 価格の決め方 |
第9章 | 戦略 |
| 場所を選ぶ |
| セールスの前提条件 |
| 少しは”ノー”と言わせる |
| 受け身で売る |
| 売るより見せる |
| 相手の想像力に訴える |
| ”みんな”を利用する |
| 姿を現す |
| 分断して勝ち取る |
| 一対一で売り込む |
| 中華メニュー症候群 |
| 過去の輝かしい業績に気づかせる |
| 通信ツール |
| 自分のアイデアではない |
| ビジュアル資料 |
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第10章 | 交渉 |
| 何を、いつ、どこで、どれだけ独占的にいくらで |
| ”いくらで”に悩むな |
| 大企業が金になるとは限らない |
| お先にどうぞ |
| メジャーリーグでプレーする |
| 概数で取り引きするな |
| 心理的な切り札を使う |
| 対決は避ける |
| 逆算して交渉する |
| 立場を変える |
| 相手をなだめてから修正する |
| 質問して話をそらす |
| 相手の立場に不満があっても、それを無視してはいけない |
| 相手の利益で色をつける |
| 自分のタイムフレームは秘密にしておく |
| 感情を利用する |
| 率直さを利用する |
| あなたは強気、それとも弱気? |
| 契約 |
第3部 | 企業経営 |
第11章 | 起業する |
| 早い段階から”質”にこだわる |
| ”ついてた”ことを認める |
| ゆっくり成長する |
| 専門分野を多角化する |
| 知らないことを教えてくれる最高の人材を雇う |
| 世界市場に目を向ける |
| 専門知識を売る |
| 多様な人材を揃える |
| タイミングを再考する |
| 短期決戦は致命傷になりうる |
第12章 | 会社を維持する |
| システムの本質 |
| 小さく考える |
| 構造に経営をさせない |
| 柔軟に考える |
| 独断的になる権利を持つ |
| 経営方針にしばられない |
| 因習にとらわれない経営をする |
| 自信を持って経営する |
| 自分ができることを任せる |
| 自分より優秀な人材を雇う |
| 五分節約するために五時間かける |
| うまくいかな経営哲学とうまくいく経営哲学 |
| 一貫した経営を行う |
| 従業員の処遇 |
| 解雇 |
| 自ら実例を示してリードする |
| 悲観論者は無視する |
| 共同戦線の下に目をやる |
| 利益を追求する |
| 薄利多売の危険性 |
| 誰を関心させようとしている? |
| 競争相手を知る |
| エゴの多様化は避ける |
| バカを相手にしない |
第13章 | 仕事術 |
| 時間の管理 |
| 仕事の整理法 |
| スケジュールを守る |
| 相手の個性に合わせる |
| 電話 |
| 社内会議 |
| 社外での会議 |
| 自分自身の仕事の習慣を知る |
| 人の機嫌を損ねても”ノー”と言うことを学ぶ |
| 意思決定 |
| 社内コミュニケーション |
| 書くべきか、書かざるべきか |
| オフィスを整頓する |
第14章 | 起業家たちへ |
| 現実的な質問をする |
| 小さく始め、シンプルに維持する |
| 柔軟性を持つ |
| 成功を分かちあう |
| 間接費を二倍にする |
| まず、収入、組織はそのあと |
| 事業計画と現実 |
| 動くことと達成すること |
| 共同経営はしない |
| 株は受け取らない |
| 失敗への恐れ |
| おわりにービジネスという心理戦 |
| 訳者あとがき |
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