フォスターのS曲線はマッキンゼーのコンサルタント、リチャード・フォスターが開発。新しいテクノロジーの開発に費やされる労力(資金)と得られる技術的成果の関係を表し、その発展はS曲線(アルファベットのSに似ている)で示すことができるとしている。新しいテクノロジーの開発は、最初は労力に比べて成果がなかなか上がらないが、労力の投入につれて次第に(劇的)に成果が上がりはじめる。
新しいテクノロジーも最終的には成果のペースが落ち、他の新しいテクノロジーに取って代わられる(図2)ため、新しいテクノロジー開発のタイミングを考えるのに参考となる。