問題発見プロフェッショナル
「構想力と分析力」
問題発見プロフェッショナル
―「構想力と分析力」
著者:齋藤 嘉則
出版社:ダイヤモンド社
出版日:2001-12
内容
優れた問題発見者だけが、優れた問題解決者になれる! 的確な解決策を導き出すために、問題発見力・分析力を身に付けるノウハウを解説する。1997年刊「問題解決プロフェッショナル「思考と技術」」の続編。
著者略歴
斎藤 嘉則
(株)ビジネス・コラボレーション代表。1979年東京大学工学部卒業、大手建設会社勤務の後、英国ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)校にて経済学修士(MSc)を取得。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーの経営コンサルタントとして、日本企業、外資系企業のあらゆる事業領域の全社診断、経営戦略、組織改革など、広範な分野のコンサルティングに従事。92年米国大手家庭用品メーカー日本法人のゼネラル・ディレクターを経て、96年より現職。大手企業を中心に経営戦略やマーケティング戦略のコンサルティング、企業の戦略プラットフォーム強化のための戦略スキル開発、幹部教育や問題解決技法トレーニングなどの指導を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
目次
| | はじめに |
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| 第１部 | 問題発見力が問われる |
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| 第１章 | 問題発見力が問題解決のクオリティを決定する |
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| １． | 筋の良い解決策は的確な問題設定から |
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| 1-1 | 問題とは「あるべき姿」と「現状」の「ギャップ」である |
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| 1-2 | 問題が明確になれば、解決策の精度は大幅に向上する |
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| ２． | 問題発見ができない4つの理由 |
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| 2-1 | 問題を定義する前提となる「あるべき姿」を、的確に描けない |
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| 2-2 | 「現状」の認識・分析力が低く、正確な把握ができていない |
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| 2-3 | 「ギャップ」の構造を解明しえて、問題の本質を具体化・優先順位づけすることができない |
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| 2-4 | 実行可能な「解決策」から逆順で短絡的に問題をとらえるために、拡がりを見失う |
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| 第２部 | 問題発見構想編 |
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| 第２章 | 戦略的問題発見の構想力を高める |
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| １． | 「あるべき姿」を構想する戦略的問題発見力 |
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| 1-1 | オペレーション的問題発見の限界 |
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| 1-2 | ゼロベースから「あるべき姿」を構想する戦略的問題発見 |
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| 1-3 | 戦略的問題発見に必要な４つのスキル |
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| ２． | あるべき姿を構想する戦略的「問題発見の４P」 |
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| 2-1 | Purpose:そもそも「何のために」 大前提の「目的軸」をとらえ直す |
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| 2-2 | Position:いったい「だれにとって」の問題なのか 「立場軸」を明らかにする |
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| 2-3 | Perspective:問題を俯瞰する 領域の拡がりを押さえる「空間軸」を考える |
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| 2-4 | Period:「どの時点」での問題とするか 「時間軸」を明らかにする |
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| ３． | 「問題発見の４P」の相互作用 |
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| 第３部 | 問題発見編 |
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| 第３章 | 仮説思考と分析力は車の両輪 |
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| １． | ２次元でとらえる |
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| ◎X軸・Y軸の意味をよく考える |
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| ２． | 分析から導かれる意味合いを必ず引き出す |
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| ◎SO WHAT?（だからどうした？）を考え抜く |
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| ３． | 定量分析と定性分析を使い分ける |
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| ◎問題の構造やメカニズムを解明する |
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| 第４章 | 「拡がり」の中からギャップを生む重要要因を見出す |
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| １． | MECE |
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| ◎問題の拡がりを押さえるたのも基本 |
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| ２． | トレンド分析 |
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| ◎時間軸の拡がりから、構造変化をとらえるキッカケをつかむ |
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| ３． | ＋／－差異分析 |
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| ◎ギャップを生み出す＋／－の変化・発生要因を特定する |
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| ４． | 集中・分散分析 |
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| ◎ズレとバラつきからマネジメントのコントロール力をチェックする |
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| ５． | 付加価値分析（コスト分析） |
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| ◎顧客の視点からコストを正当化できるか |
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| ６． | CS／CE分析（バリュー分析） |
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| ◎顧客にとっての現在そして将来の価値を高める |
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| 第５章 | 「深さ」をとらえ、問題を構造的に把握し、具体化する |
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| １． | ロジック |
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| ◎深さを追求する論理の基本回路により、因果関係を掌握する |
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| ２． | コーザリティ分析 |
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| ◎悪循環の中から解決すべき真の原因をとらえる |
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| ３． | 相関分析 |
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| ◎相関関係からビジネス上の因果関係を推定する |
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| ４． | シェア分析 |
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| ◎ロジックと定量化の連動により構造を深堀りする |
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| 第６章 | 「重み」づけを行い、取り組むべき問題の優先順位をつける |
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| １． | 感度分析 |
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| ◎影響因子が結果に与える振れ幅を評価し、問題に「重み」をつける |
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| ２． | パレート分析（20-80ルール） |
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| ◎貢献に応じて扱いをどのように差別化すべきか |
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| ３． | ABC分析 |
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| ◎重点分野の中で優先順位づけを行う |
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| ４． | ピーク分析 |
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| ◎ビジネス活動を集中すべきか平準化すべきか |
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| ５． | リスク・期待値分析 |
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| ◎不確実性の中で意思決定を行う |
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| | 著者あとがき |
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