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問いかける技術

確かな人間関係と優れた組織をつくる

問いかける技術
問いかける技術
著者:エドガー・H・シャイン
出版社:英治出版
出版日:2014/11/26

Amazon商品の説明より

「問いかける技術」―確かな人間関係と優れた組織をつくる

100の言葉よりも1つの問いかけが、人を動かす。
人間関係のカギは、「話す」ことより「問いかける」こと。思いが伝わらないとき、対立したとき、仕事をお願いしたいとき、相手が落ち込んでいるとき・・・日常のあらゆる場面で、ささやかな一言で空気を変え、視点を変え、関係を変える「問いかけ」の技法を、組織心理学の第一人者がやさしく語る。

★ベストセラー『人を助けるとはどういうことか』(2010年ビジネス書大賞 第1位)著者、待望の新刊

「即効性のあるマニュアル本ではなく、人間関係や生き方の規範となる本。『謙虚に問いかける』ことは、他人や組織のためだけでなく、自分の壁を破り成長していくための、これからの時代に必要な技術。」――紀伊國屋書店新宿本店・竹添嘉子様

エドガー・H・シャイン Edgar H. Schein
マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院名誉教授。シカゴ大学卒業後、スタンフォード大学で心理学の修士号、ハーバード大学で社会心理学の博士号を取得。1956年よりMITスローン経営大学院で教鞭をとり1964年に組織心理学の教授に就任。1972年から1982年まで組織研究グループの学科長を務めた。2006年に退官し名誉教授となる。組織文化、組織開発、プロセス・コンサルテーション、キャリア・ダイナミクスに関するコンサルティングを行い、アップル、P&G、ヒューレット・パッカード、シンガポール経済開発庁など多数の企業・公的機関をクライアントとしてきた。『キャリア・アンカー』『プロセス・コンサルテーション』『企業文化』(いずれも白桃書房)、『人を助けるとはどういうことか』(英治出版)など著書多数。


目次

監訳者による序文
はじめに 良好な人間関係と強い組織を築くために
本書について
第1章謙虚に問いかける
質問することで、どのように人間関係が築かれるのか
謙虚さには三種類ある
問いかけるとはどういうことか
第2章実例に学ぶ「謙虚に問いかける」の実践
1 妻のメアリーをお茶に誘う
2 勤務先の大学で通話料金を削減する
3 厳しい質問をするCEO
4 タスク・フォースを創設する
5 道案内をする
6 文化の変革を起こす
7 仕事の中身をはっきりさせようとして浮上した問題
8 相手の立場になって考えるがん専門医
まとめ
第3章ほかの問いかけと「謙虚に問いかける」はどう違うのか
四種類の問いかけ方
 謙虚な問いかけ
 診断的な問いかけ
 対決的な問いかけ
 プロセス指向の問いかけ
まとめ
第4章自分が動き、自分が話す文化
最大の問題――人間関係の構築よりも、課題の遂行に価値を置く文化
第二の問題――自分が話す文化
なぜ今これが重要なのか これからの仕事では求められるものが変わる
リーダーにとっての特別な挑戦課題
まとめ
第5章地位、肩書、役割 人々に行動をためらわせる「境界」の存在
地位や肩書
組織、職種、国に特有の文化
信頼と社会的経済学
まとめ
第6章「謙虚に問いかける」を邪魔する力
「ジョハリの窓」 社会心理学の観点から語る四つの側面
知覚と判断における心理的なバイアス(ORJI)
まとめ
第7章謙虚に問いかける態度を育てる
学んだことを捨て、学び直す――二種類の不安
結び
 
謝辞
著者について―著者自身の言葉で
原注
解説
用語解説

Training Information

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