気になるニュース
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企業における女性の活躍推進への取り組み状況調査
アデコは、企業の人事担当者へ女性が活躍するために自社で取り組んでいる目標や施策についてアンケート調査を実施。その結果、政府が掲げている「2030施策」について「行っている、行う予定がある」または「目標は異なるが、行っている、もしくは行う予定がある」と回答した割合が、合わせて20.1%に対し、「行っていない、行う予定はない」の回答が、39.8%と19.7ポイント多く、現時点では取り組みが進んでいるとはいえない状況にあることがわかった。一方で、女性の活躍により「女性の発想を生かしサービスが拡充できる」「労働力を確保できる」など、効果への一定の期待感も示しており、今後、より一層の取り組み推進が必要であるという回答が上位にあがった。2014 年 11 月 5 日
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「ミドル層の転職回数と転職成功の可能性」についての調査
エン・ジャパンは、転職コンサルタント135名を対象に「ミドル層の転職回数と転職成功の可能性」についてアンケート調査を実施。「ミドル層の採用を検討する際、採用企業は何回ぐらいから転職回数を気にする傾向にありますか」と転職支援のエキスパートである転職コンサルタントに伺ったところ、3回以上という回答が9割近くに上った。1・2回であれば気にせずに選考を進める企業が多いようだ。3回以上になると、大手や昔ながらの慣習が残っている企業を中心に敬遠されて、書類選考段階で不合格となるケースも出てくるようだ。一方、「若手層の採用を検討する際、採用企業は何回ぐらいから転職回数を気にする傾向にありますか」という質問では、ミドル層では11%にすぎなかった「1・2回」という回答が一気に54%まで増える。ミドル層の転職回数は多少許容されるが、若手層は転職活動の難易度が上がる。採用企業がミドル層の転職回数を気にする理由の第1位は、ほとんどのコンサルタントの方が指摘をした「定着に不安」(80%)、次いで「キャリアの一貫性に不安」(39%)だった。同様に若手層の転職回数を気にする理由は、同じく第1位が「定着に不安」(80%)、第2位は「ストレス耐性に不安」(51%)という結果に。求職者の年齢によって、企業が転職回数を不安に感じる理由は異なることがうかがえる。2014 年 11 月 5 日
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化粧品市場に関する調査 2014
矢野経済研究所は、国内の化粧品市場の調査を実施。2013年度の国内化粧品市場規模は、前年度比101.3%の2兆3,200億円(ブランドメーカー出荷金額ベース)と2年連続で成長を遂げた。日本の化粧品市場は、人口減少や少子高齢化により、成熟した市場ではあるが、参入メーカーでは、シニア層や男性をターゲットにした製品開発を行うことで、需要拡大に取り組んでいる。2013年度の製品分野別市場規模については、スキンケア、メイクアップ、ヘアケア、フレグランス、男性用化粧品の全てのカテゴリーで前年度実績をクリアする推移となった。スキンケア市場ではオールインワンジェルや美容液などのスペシャルケア製品、メイクアップ市場ではまつ毛ケア効果を訴求した美容液配合マスカラやBBクリーム、ヘアケア市場ではオイル配合やオーガニックを訴求したブランド、フレグランス市場は経済状況が上向きとなったことが影響して、メゾンフレグランスなどの高価格帯のブランドが好調に推移した。また、男性用化粧品市場では、機能性訴求のスキンケア製品や、地肌ケアやスカルプケアを訴求したシャンプー・リンスが好調に推移した。2014 年 11 月 5 日
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2014 年度「ポーター賞」の受賞企業を決定
一橋大学大学院国際企業戦略研究科は、「ポーター賞」の 2014年度受賞企業を決定。化粧品情報提供サイト運営・化粧品販売を行う、株式会社アイスタイル、ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」の運営を行う、株式会社スタートトゥデイ、リゾート施設運営を展開する、星野リゾート、そして、ファスナー製造販売を行う、YKK株式会社ファスニング事業。「ポーター賞」は、独自性のある優れた戦略を実践し、その結果として高い収益性を達成・維持している企業を表彰。賞の名前は、競争戦略論の第一人者であり、長年にわたって日本企業に関心を寄せてきたハーバード大学のマイケル・E・ポーター教授に由来。ポーター賞は 2001 年に創設され、14 回目となる本年度は、2 段階からなる審査・選考のうえ、上記受賞企業が選出された。2014 年 10 月 30 日
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ガートナー、2015年の戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10
ガートナーは、2015年に企業・組織にとって戦略的な重要性を持つと考えられるテクノロジ・トレンドのトップ10を発表。ガートナーは、今後3年間で企業に大きな影響を与える可能性を持つテクノロジ・トレンドを「戦略的テクノロジ・トレンド」と呼んでいる。ここで言う「大きな影響」とは、ビジネスやエンドユーザー、ITに革新を起こすもの、多大な投資の必要が生じるもの、導入が遅れた場合に機会損失などのリスクにつながるものを含んでいる。これらのテクノロジは、企業の長期的なプラン、プログラム、イニシアティブに影響を及ぼす。2015年に注目すべき戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10は次のとおり。「あらゆる場所のコンピューティング」「モノのインターネット3Dプリンティング」「高度でパーベイシブな不可視のアナリティクス」「コンテキスト・リッチ・システム」「スマート・マシン」「クラウド/クライアント・コンピューティング」「ソフトウェア定義のアプリケーション/インフラストラクチャ」「WebスケールIT」「リスク・ベース・セキュリティ/セルフプロテクション」2014 年 10 月 30 日
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電力小売市場意識調査2014
プライスウォーターハウスクーパースは、日本全国の一般家庭における消費者を対象に実施した、「電力小売市場意識調査2014」の結果を発表。電力の小売全面自由化を前に、一般家庭における電力会社の乗り換えに関する意識を把握することを目的に実施したもの。昨年に続き2年連続で実施し、電力需要家の住環境、年齢、家族構成、世帯年収などの属性を背景として、「電気料金割引率」と「電力会社乗換率」に関する相関関係や、原子力発電を利用しない供給サービスへの関心、クリーンエネルギーのみによる供給サービスへの関心などを調査している。本調査の結果、月平均の電気料金が現在より安い電力会社を見つけた場合に、電力の購入先の変更を検討する消費者の割合は、現行電気料金より5%の割引率で10.0%となった。さらに、15%の割引率では49.8%と約半数の消費者が変更を検討するという結果となった。しかしながら、2013年の結果(調査期間:2013年8月9日~15日。有効回答件数:990件)と比較すると、電力購入先である電力会社変更の検討は、電気料金の割引率によらず全体的に低下している。特に、5%の割引率における変更は、昨年の14.4%からマイナス4.4ポイントと3割以上低下という結果となった。これは、既に電力購入先を切り替えた家庭が含まれることが一つの理由と考えられるが、新電力のシェアは3.5%であることから、電力自由化に関わる認知が進むにつれて、消費者は電力購入先変更に対する労力の対価をより高く求めていることが伺える。2014 年 10 月 29 日
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「社外勉強会」に関する調査
ベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会と、Orinoco Peatixは、若者のチームワークに関する調査の第13弾として、全国の社会人男女約700人に「社外勉強会」に関する調査を実施。社外勉強会に参加する目的を尋ねた質問では「現在の仕事の幅を広げる知見を得るため」と回答した人が6割という結果が出た。実際に勉強会で得たものとの比較すると、「学ぶことそのもの、知的好奇心の充足」の項目のみ、参加前後の差が出ており、「知見を得る」、「人脈構築」といった目的に関しては、おおよそ意図に適った成果を得ているようだ。社外勉強会への参加頻度としては、「年間2~5回」が約5割と最も多く、次いで「6~10回」が2割となり、だいたい2ヶ月に1回の割合で社外勉強会に参加している人が約7割いることが分かった。また、社外勉強会への参加頻度が高ければ高いほど、知見より人脈構築の面で成果が得られているとの結果がでた。2014 年 10 月 29 日
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管理職者の意識調査
VSNは、全国20~50代の管理職に就く男女を対象に、「管理職者の意識調査」を実施。部下を持つ「管理職」であるビジネスパーソンに、管理職者として、最も重視していることを聞いたところ、【コミュニケーションの向上】36.8%、【ホウ(報告)・レン(連絡)・ソウ(相談)の徹底化】33.7%が上位に。男性は【コスト削減】【生産性の向上】などの物質的な面を重視する一方で、女性は【ホスピタリティの向上】など内面を重視しており、男女管理職者によって意見が分かれる結果となった。管理職者の方々が抱えている「悩み」について聞いてみた。意見が割れる結果になったが、【上司やトップが身勝手な課題を押し付けてくる】が27.3%でトップ。次いで大差はなく【強いリーダーシップがとれない】【部下のモチベーションを上げられない】という結果に。女性・30代は【一番の問題点を相手に対してなかなか注意できない】が最も多く、こちらも男女・年代によって意見の異なる結果となった。「管理職になるために身に付けておいたほうが良い、と思うスキル」を聞いてみた。男女共に約半数が【決断力】48.7%、という結果に。 以下は【細かい気配りと配慮】【しっかりと「当たり前」のことをする】など。2014 年 10 月 29 日
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社内コミュニケーションに関する調査
Gaba は、社内コミュニケーション事情を把握するため、全国の20歳~59歳の男女ビジネスパーソンに対し、「社内コミュニケーションに関する調査」を実施。まず、職場の人と、どの程度コミュニケーションが取れているかを総合的に判断してもらったところ、「十分取れている」14.2%、「ある程度取れている」71.0%となり、それらを合計した『取れている(計)』は 85.2%となった。仕事のことで困った場合に相談できる相談相手の人数を聞いたところ、「0 人」は 20.9%、1 人以上とした『相談相手がいる』ビジネスパーソンの割合は 79.1%で、平均人数は 2.7 人となった。次に、職場に相談相手がいる人に、その相談相手は誰か聞いたところ、「同じ部署の同僚」が最も多く 56.4%、次いで、「同じ部署の上司」44.1%、「同じ部署の先輩」42.0%が 4 割台で続いた。社内コミュニケーションについて、自身の考え・気持ちがどの程度あてはまるか聞いたところ、「職場のコミュニケーションは、仕事のやる気に影響する」では、同意率(『そう思う(計)』、以下同様)は、80.0%、「職場のコミュニケーションは、業績に影響する」では 75.6%となった。また、現在の職場に対する満足度を聞いたところ、「現在の職場に満足している」に対する同意率は 43.3%だったが、社内コミュニケーション度別にみると、十分取れている層では 74.0%、ある程度取れている層では 42.1%、取れていない層では 19.6%と、コミュニケーション度が高い層ほど、現在の職場に対する満足度も高くなった。2014 年 10 月 29 日
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未来の働き方‐2022年までの変遷と展望
PwCはオックスフォード大学サイード・ビジネス・スクールのジェームス・マーチン科学文明研究所との共同調査「未来の働き方‐2022年までの変遷と展望」を発表。本報告書では2022年までを展望し、その8年間に起きるさまざまな変化によって形成されることになりそうな3つのワールド・オブ・ワークのシナリオについて紹介し、未来の組織がどのように運営されるのかを検討する際の視点を提供。中国、インド、ドイツ、英国、米国に住む10,000人を対象に、未来の働き方と、それが自分に与える影響に対する考えを聞いた。66%の回答者が、未来の働き方はさまざまな可能性にあふれた世界になると見ており、自分はその中でうまくやれると考えている。53%の回答者が、技術革新によって今後5~10年間に人々の働き方が一変すると考えている。2014 年 10 月 29 日