気になるニュース
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CSO(最高戦略責任者)調査『CSO Survey 2013』
ローランドベルガーは、主要な欧州企業のCSO(最高戦略責任者)約150人を対象とした最新スタディ「CSO Survey 2013」をサンクトガレン大学インスティテュート・オブ・マネージメントと共同で発表。要旨は以下のとおり。共同スタディによれば、欧州企業におけるCSOの役割は従来以上に高まっている。CSOの成功の鍵はプロフェッショナルとしての長期に渡る実績と幅広いネットワークである。最近では、収益性を重視した戦略的判断が増大している。しかし、短期的な利益拡大を求めがちな不確実性の高い市場環境においても、長期的視点を重視する戦略が企業には求められる。将来的には企業の柔軟性が一層重要となる。2013 年 12 月 25 日
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IBM、今後5年間で人々の生活を変える5つのイノベーション
IBMは、今後5年間で人々の働き方、生活、関わり方を変える可能性を持った一連のイノベーションを発表。今年で8回目となるIBM 5 in 5は、次の通り。『クラスルームが生徒について学ぶ』『地元での買い物がオンラインに勝る』『健康維持にDNAを活用する』『デジタルの番人がオンライン・ユーザーを保護する』『都市が市民の生活を支援する』。コンピューターは時代の流れとともによりスマートになり、データ、デバイス、人々とのやりとりを通じてますますカスタマイズされていきます。それに伴い、私たちを取り巻くあらゆる情報を生かして解決が難しそうな問題を克服できるよう支援したり、最も必要としているときに適切な洞察や提案を示したりすることが可能になります。コンピューティングにおける新時代は、人間の能力を拡大し、人々が適切な選択をおこなえるよう支援し、人々に配慮し、新しい効果的な方法で人々が世の中をナビゲートする支援を行う、画期的な進歩へとつながるでしょう。2013 年 12 月 19 日
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2014年 国内IT市場の主要10項目
IT専門調査会社 IDC Japan は、2014年の国内IT市場において鍵となる技術や市場トレンド、ベンダーの動きなど主要10項目を発表。国内ICT市場において成長が見込めない中、第3のプラットフォームを巡る競争が激しさを増しています。モビリティ市場では急速なコモディティ化が進み、付加価値を求めて機器ベンダーは法人向け市場に傾注し始めています。クラウド市場では、パブリッククラウドIaaSの覇者となったアマゾン ウェブ サービス(AWS)と、プライベートクラウドへの既存のソフトウェア資産の移行をリードするヴイエムウェアやマイクロソフト(Windows Azure)がハイブリッドクラウドを巡って主導権を争う構図が見えてきました。この動きに対して他のクラウドベンダーでは、これらの2大勢力との協業を目指すと同時に独自資産の構築を進める動きが加速しています。ビッグデータはクラウドと連携し、ソーシャル技術はマーケティングの基盤となり、第3のプラットフォーム内でも高付加価値ソリューションを目指す動きが高まっています。さらにICTを活用する社会インフラではIoT(Internet of Things)が新たな成長要因として台頭しつつあります。2014年はICT企業にとって、この大変革をリードする覇者となるのか、それとも生き残りをかけて協業戦略を選択するのか、2020年に向けた事業成長を占う試練の年になるとIDCではみています。2013 年 12 月 18 日
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2013年検索エンジンマーケティング業界10大ニュース
アイレップ SEM総合研究所は、2013年の検索エンジンマーケティング(SEM)業界における10大ニュースを発表。10大ニュースは以下、【Google 「エンハンストキャンペーン」、Yahoo! JAPAN 「ユニファイドキャンペーン」が登場】【スマートフォンを意識した広告関連新機能やサービスが続々登場】【Google 、全てのユーザーに検索のSSL暗号化を適用】【Yahoo!検索、NAVERまとめ枠を検索結果内に新設】【口語調の検索クエリにも対応 - Google 、ハミングバード導入】【Google 、"グレーゾーン"だった外部リンク施策に相次ぎ「違反」通知】【Google 、技術的な不備を抱えるスマートフォン対応サイトの順位下降を発表】【米Microsoft、Windows 8.1 発売にあわせて Bingを刷新】【Firefoxも3rdパーティーCookieが禁止へ - Cookieを使わない新技術に注目】【「検索2強」にチャレンジしたプレーヤーが相次ぎ事業撤退・縮小】。2013 年 12 月 18 日
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2013年度「在アジア・オセアニア日系企業実態調査」
ジェトロは2013年10~11月、北東アジア5カ国・地域、ASEAN9カ国、南西アジア4カ国、オセアニア2カ国の計20カ国・地域に進出する日系企業に対し、現地での活動実態に関するアンケート調査を実施。2013年の営業利益(見込み)を「黒字」とした企業の割合は64.6%で、前年調査(63.9%)からほぼ横ばいであった。国・地域別では、ばらつきがあった。企業規模別でみると、大企業では69.4%が黒字で、中小企業の56.2%を13.2ポイント上回った。特にタイと中国では、大企業の黒字企業の割合が中小企業より約20ポイント高い。経営上の問題点は「従業員の賃金上昇」を挙げる企業が全体で7割を超え、最も多かった。特にインドネシア、中国では8割を超える企業が選択した。その他の問題点では、「競合相手の台頭(コスト面で競合)」「現地人材の能力・意識」「従業員の質」などが上位に挙がっており、進出企業にとっての主な経営上の問題点は、コスト面と人材面に集約される。2013 年 12 月 17 日
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ヒット商品の企画書を担当者の解説とともに掲載
XBRAND内DIMEの記事『2013年ヒット商品の「お宝企画書」見せてくださいッ!』を紹介。ヒット商品の企画書を担当者の解説とともに掲載している。掲載されているヒット商品は『キリンビール「澄みきり」』『キャノン「iVIS mini」』『ガンホー・オンライン・エンターテイメント「パズル&ドラゴン」』『味の素「鍋キューブ」』。2013 年 12 月 13 日
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リクルートホールディングス、2014年のトレンド予測(10領域)
リクルートホールディングスは、中途採用・アルバイト/パート・ブライダル・進学・自動車・美容・飲食・ベビー&マタニティ・社会人学び・住宅の10領域における2014年のトレンド予測を発表。2014年のトレンドキーワードは以下、「銀たま採用(中途採用)」「ありのママ採用(アルバイト・パート)」「マルニ(○2)婚(ブライダル)」「スマ勉(高校生の進学)」「バン買い世代(自動車)」「サク美(美容)」「いざか族(飲食)」「ヨザル夫婦(ベビー&マタニティ)」「縁居(住宅)」「語もてなし(社会人の学び)」。「サク美」とは、「すきまと間際の活用」で、賢く効率的にきれいになること。生活のなかで美容時間を創出し、これまでなかった美容行動『サク美』をとっている女性が増えている。スマホや予約機能の進化により、検討からアクションへのインターバルが短縮化。どこでもサクサクと、間際にサロン予約。会社帰りや空き時間での美容行動が増加し、就寝時間にも美容家電を使って効率的にキレイになったりと、時間のかかった美容時間をサクッと自分磨きに使いたいという傾向が高まっている。それを受けて、サービス提供側にも変化が表れている。2013年春の時点では、わずか4%しかなかった直前予約対応の美容院が、2013年11月の時点では50%まで急増。また、カットとスタイリングで20分2100円のみをメニューに据えるサクッと使いの美容室も、来店客数が増加傾向。ネイルサロンにおいても、ユーザーが事前にパソコンでデザインを選択するシステムを導入したことで、通常の約半分の施術時間で対応する店舗が登場している。2013 年 12 月 11 日
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消費者が選ぶ 2013 年の話題・注目商品ランキング
電通総研はその年の話題・注目商品の調査を通じて、時代の気分や消費の深層トレンドを分析。「消費者が選ぶ 2013 年の話題・注目商品ランキング」を紹介するとともに、そこから読み解いた 2014 年の消費トレンドを示すキーワードを「動き始めた未来 ~真 21 世紀元年~」とした。ランキングは、事前調査などで抽出した約 100 の商品・サービスについて、全国の20~69歳の男女を対象にインターネットによるアンケート調査を行い、「認知度」「注目度」「話題度」の3つの視点で集計・分析した結果。2013 年のランキングの特徴は、上位では数年来の人気商品がさらに進化し、幅広い世代や地域で人気を高めたものが目立った。また、一過性のブームではなく、今後の発展可能性を感じさせるもの(「車の衝突防止支援システム」「3D プリンター」など)、手軽に利用できるのに品質は本格的なもの(「コンビニの本格コーヒー」「生麺タイプの即席袋麺」など)が数多くランクインした。1 位 東京スカイツリー、2 位 ハイブリッドカー、3 位 スマートフォン、4 位 ロボット掃除機、5 位 車の衝突防止支援システム、6 位 テーマパーク周年イベント、7 位 コンビニの本格コーヒー、8 位 ノンフライヤー、9 位 電気自動車、10 位 地方ゆるキャラ。(リンク先PDF)2013 年 12 月 11 日
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2014年の日本の採用市場の10大トレンド
ヘイズ・ジャパンは、異文化対応能力やユニファイド・コミュニケーション関連テクノロジーのスキル、エンジニアリング分野における国内の人材不足など、2014年の日本国内の採用市場全体を特徴づけると思われる主要なトレンドを発表。『国内人材の不足』:日本国内における人材不足は2014年も依然として大きな問題となり、特に不足の目立つエンジニアリングや財務計画立案・分析に加え、技術的スキルを必要とするあらゆるポジションで人材不足が高まると予想される。その結果、企業はこれまでにも増してアジアの他の国からの候補者を受け入れるようになることが見込まれる。また、幅広い候補者に最も優れた人材を確保するため、採用企業側でもバイリンガルの採用担当者の需要が生まれると考えられる。『グローバルな営業環境』:日本の大手企業のグローバル化が進み、英語で効果的に業務をこなせる営業のプロフェッショナルが強く求められるようになる。2013 年 12 月 11 日
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テクノロジー企業成長率ランキング
デロイト トウシュ トーマツ リミテッド(DTTL)は、アジア太平洋地域のTMT(Technology, Media & Telecommunications)業界における過去3年間の収益(売上高)成長率からなる成長企業500社のランキング、第12回「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast500」を発表。日本企業は、3位にランクインした株式会社ロコンド(売上成長率6,643%)を筆頭に、4位に株式会社Donuts(3,863%)、8位に株式会社オルトプラス(2,328%)と、上位10位内に3社ランクインした。日本からランクインした企業は全部で40社となり、昨年の26社から大幅に増加した。事業領域では例年と同様、モバイルアプリ開発等のソフトウェアおよびインターネット関連の企業が多数を占める結果となった。また半導体・部品・電子機器関連企業がFast500全体の23%を占めるのに対して、日本の受賞企業においては昨年同様、含まれていない結果となった。2013 年 12 月 9 日